早稲田大(商) 早稲田大(教育)早稲田大(社会)中央大(法)   宮崎 麻未(桐朋女子)

 この体験記を読んでいるのは何らかの理由があって塾を探している方たちだと思います。少々長くなりますが、きっとこれを読んでいるあなたにも(もしくはお子さんにも)何かしら当てはまる部分があると思うのでお付き合い下さい。
 私が志塾に入塾したのは高校2年の3月で他の子に比べて遅い方でした。志塾に入る前にも幾つかの大手の予備校に通っていたことがあるのですが、当時遊ぶことに夢中でテスト前さえ殆ど勉強をしなかった私が大手予備校の授業を聞いたところできちんと理解できる訳もなく、2時間弱椅子に座っているだけといった感じでした。ただし講師の言っていること全てが分からなくてチンプンカンプンだったという訳ではなく、授業中はそれなりに納得していて分かったような気がしていました。ですから「講師の言っていることはなんとなく分かるのにいざ自分で問題を解いてみようとすると間違えてしまう、もしくは分からない」こういった状態でしょうか。また、小中学生の頃は勉強しなくてもテストでそれなりの結果を残すことができた私にとって「分からない」ということがとても恥ずかしいことのように感じられ、その変な見栄とプライドが故に講師に質問することもしませんでした。いや質問できなかったと言った方が正しいかも知れません。何が分からないのかが分からなかったのですから。結局成績は上がらず、高2の終わりの偏差値は40程度という悲惨な状況でした。
 そんな私が藁をも掴む思いで最後に駆け込んだのがこの志塾でした。大学受験において合否の鍵を握るのは英語だと言われていますが、志塾ではまず英文を読むに当たって最低限必要且つ十分な基礎知識を一から教えてくれる個別授業を受けます。この授業で自分が如何に適当に英語を読んでいたかを思い知りました。この「基礎」を「正確に」押さえることが受験ではかなり重要なポイントだと思います。レベルの高い大学に「なんとなく」は通用しません。志塾の授業では今まで「なんとなく」分かったような気になっていた部分が浮き彫りになり、それを正真正銘のプロ講師が「正確な」知識に書き換えてくれます。しかしながら基礎ばかり勉強していてもある一定のレベルで止まってしまいます。志塾では基礎をしっかり固めた後、質の高い英文にたくさん触れるのでとても効率的に学力を伸ばすことができるのです。現代文に関しては、私は英語以上に出来が悪かったので半年ほどかなり苦しみましたが、毎週良問を解き続けることによって夏に一気に伸びて、秋には英国共に偏差値が75まで上がりました。また、志の高い仲間たちと切磋琢磨しながら勉強できるので、短期集中型でコツコツと努力を積み重ねることが苦手な私もモチベーションを維持することができました。そして何と言っても心の底から信頼、尊敬できる講師に見てもらっているという安心感が、長い受験期間中ずっと私を支えてくれました。私が一番お世話になった後藤先生は本当に生徒想いの素晴らしい方で、私にとって受験勉強だけでなく人生の師です。先生の授業は受験勉強の枠に止まらず、社会情勢や人の在り方など、これからの時代を生きて行く私たちに必要な様々な知識を与えてくれるものです。また、授業の素晴らしさは勿論のこと、授業外でのメンタル面のケアなどもきめ細やかで、ここまで面倒見の良い塾は他に無いと思います。後藤先生が教えて下さったことは今後の人生の糧となるはずです。
 なんだか塾の回し者のようになってしまいましたが(笑)、高校に行けるかどうかも分からない所謂落ちこぼれだった私が第一志望の大学に合格できたのは全て志塾のおかげです。もし志塾に通っていなかったら早稲田や中央など確実に受からなかっただろうし、むしろきっと受験から逃げ出していたと思います。
 十代、中でも高校時代というのは可能性に満ち溢れた時期であり、一番多感な時期でもあります。この時期に学んだこと、感じたこと、出会った人、環境などによってその後の人生は大きく左右されるのではないでしょうか。そのような時期にこうして志塾に来て大切な仲間や人生の師と出会い、最高の環境下で様々なことを学び、感じて、笑ったり泣いたりしながら成長し、一つのことを成し遂げたということは私の一生の誇りです。
 最後になりましたが、後藤先生、そして澤田先生、1年間本当にありがとうございました。